肺炎球菌ワクチン接種・費用助成使えます ※プレベナー13【自費】も取り扱いを始めました
肺炎球菌とは
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの
重い合併症を引き起こすことがあります。
また、日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。
肺炎球菌ワクチン接種について
現在、肺炎球菌には90種類以上の型が報告されています。
定期接種で使用されるワクチンは全ての肺炎を予防できるわけではありませんが、
頻度の高い23種類の型に対して免疫をつけることができ、感染症を予防し、重症化を防ぐことができます。
日本では高齢者に使用できる肺炎球菌ワクチン
1.ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)
2.プレベナー13
※定期接種で使用されるものは「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」です。
健康な人は1回の接種で5年間以上効果が持続するといわれています。
杉並区の方の場合
区の費用助成の有無に関わらず、これまでに一度も高齢者肺炎球菌予防接種をしたことがなく、
現在の年齢が1、または2に該当する方
- 65歳
- 満60歳以上65歳未満で、心臓・じん臓・呼吸器またはヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害を有する身体障害者手帳1級相当の方
(注意)
- 1は7年3月31日現在の年齢です。
- 2に該当し、今年度に接種を希望する方は、身体障害者手帳等を持参し、保健センターまたは区役所障害者施策課で予診票の交付申請手続きをしてください。
定期接種の対象となる方は毎年度異なるため、この機会を逃さないようにご注意を🎵
※当院で接種可能ですので、ご対象の方はお気軽にお問合せ下さい。(03-3395-1192)
詳細は下記ご参照ください。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kenko/yobouseshu/1004809.html
接種を受けることが出来ない方
- 明らかに発熱のある方(一般的に、体温が37.5度以上の場合を指します。)
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
急性の病気で薬を飲む必要のある場合は、その後の病気の変化が分からなくなる可能性があるため、その日の接種を見合わせるのが原則です。 - その他、医師が不適当な状態と判断した場合
※新型コロナワクチンとそれ以外のワクチン接種間隔は、お互いに、片方のワクチンを受けてから2週間以上間隔を空けてください。
予防接種を受ける際に、担当医師とよく相談しなくてはならない方
- 心臓病、じん臓病、肝臓病や血液、その他慢性の病気のある方
- 予防接種後、2日以内に発熱がみられた方および全身性発疹等のアレルギーが疑われる症状を起こしたことのある方
- 今までにけいれんを起こしたことがある方
- 過去に免疫不全と診断されたことがある方、近親者が先天性免疫不全症である方
本人負担額 1,500円(予診票を持参し、接種した医療機関でお支払いください)
(1)生活保護受給中の方
(2)中国残留邦人等支援給付を受給中の方は費用が免除されます。
(注意)予診票に「免除」と印刷されていない方は、接種前に窓口で「免除」の手続きが必要です。
窓口は(1)区内5カ所の保健センター・福祉事務所・区役所地域福祉係(2)福祉事務所です。
自費接種ご希望のかたは8800円接種可能です。
在庫に限りがありますので、あらかじめご予約下さい。
※プレベナー13も取り扱いを始めました
プレベナー13の対象者
高齢者の接種はこれまで65歳以上の方に限られていましたが、2020年5月より年齢ではなく肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者と適応拡大されました。
慢性的な心疾患、肺疾患、肝疾患又は腎疾患
糖尿病
基礎疾患若しくは治療により免疫不全状態である又はその状態が疑われる者
先天的又は後天的無脾症(無脾症候群、脾臓摘出術を受けた者)
鎌状赤血球症又はその他の異常ヘモグロビン症
人工内耳の装用、慢性髄液漏等の解剖学的要因により生体防御機能が低下した者
上記以外で医師が本剤の接種を必要と認めた者
肺炎球菌ワクチンの接種方法
1.「ニューモバックス」をすでに接種されている方の場合、1年以上あけて、「プレベナー13」を接種
2.「ニューモバックス」を接種されていない方の場合、「プレベナー13」を接種後、6か月~4年以内に「ニューモバックス」を接種
※2つの肺炎球菌ワクチンを併用することで、より高い肺炎予防効果が得られます。
ご不明なことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
肺炎球菌ワクチンの接種後には副反応が生じることがあります。
肺炎球菌ワクチンの接種後にみられる主な副反応には、
接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。
接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐ医師にご相談ください。
予防接種健康被害救済制度について
定期の予防接種による副反応のために、医療機関で治療が必要な場合や生活が不自由になった場合
(健康被害)は、法律に定められた救済制度(健康被害救済制度)があります。
制度の利用を申しこむときは、お住まいの市町村にご相談ください(制度を利用するためには、一定の条件があります)。
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