動脈硬化とはどのような病態ですか?
動脈硬化は文字通り血管(動脈)の壁が硬くなっていく病気です。
通常はゴムホースのようにやわらかい血管が鉛のように硬くなっていく状態です。
これは血管の動脈の中に脂質などのカスが沈着することで、血管の壁が厚く硬くなっていきます。
動脈硬化になるリスク因子は何ですか?
喫煙や高血圧、ストレス、糖尿病、脂質異常症などがリスク因子であると言えます。
動脈硬化に自覚症状はありますか?
血管(動脈)が硬くなっただけでは症状は出ないため、自覚症状はほぼありません。ですが、動脈が硬く厚くなってしまうことで、血管が詰まりやすくなったり、血管が破れ安くなってしまい、重大な病気を引き起こす原因となりますので注意が必要です。
動脈硬化の治療はどのように行いますか?
動脈硬化の原因を取り除くために、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの治療を同時に行います。また、正常な血液の流れを保つために、適切な運動や体重管理といった生活習慣の改善も行います。