糖尿病(東京・杉並・中野・練馬・西東京)

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糖尿病とは

糖尿病とは膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの作用不足により高血糖が慢性的に続く病気です。
糖尿病は初期の段階では症状が表れませんが、糖尿病の恐さは、自覚症状のないままに重篤な合併症が進展することです。特に網膜症・腎症・神経障害の三大合併症のほか、動脈硬化が進行して心臓病や脳卒中になるリスクも高まります。
生活習慣の改善によって糖尿病を発症する手前で防ぐ1次予防、たとえ発症してもあきらめずに血糖値を良好にコントロールして健康に生活する2次予防、さらに合併症の発症をくい止める3次予防がいずれも重要になってきます。

糖尿病の症状

初期症状

  • 水分摂取量が多くなった
  • いつも喉が乾いている
  • 尿の量が多くなった
  • 全身がだるく、疲れが取れない
  • 食べているのに体重が減ってしまった

重症度が上がった際の症状

  • 手足など末端の感覚が鈍る
  • 視力低下やかすみ目になる
  • 意識障害

上記症状がある方、あるいは糖尿病だとわかっているが治療をためらってらっしゃる方は、お気軽に相談・受診ください。

糖尿病の種類

糖尿病には「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の機序、疾患による糖尿病」「妊娠糖尿病」の4種類があり、それぞれによって治療内容が異なります。

「1型糖尿病とは」

遺伝子やウイルス感染が引き金でインスリンを作っている細胞が破壊されインスリンが作れなくなる糖尿病を指します。1型糖尿病は病気が進んでいくとインスリンがほとんど作れない状態となるため、生きるには注射でインスリンを補う治療が必須となります。

「2型糖尿病とは」

糖尿病患者の約95%は2型糖尿病です。主に生活習慣の乱れが引き金となりインスリンの分泌量が少なくなったり働かなくなったりするものが2型糖尿病です。2型糖尿病は早期の段階では食事療法や運動療法で糖尿病の進行を遅らせることが出来ます。糖尿病と診断されても諦めずに継続的な治療を続けることが大切です。

「その他の機序疾患による糖尿病」

遺伝子異常の方、すい臓や肝臓の病気を持っていて手術をしたことがある方、内分泌疾患を持っている方(血糖値を上げるホルモンの分泌過剰がある)、治療でステロイド薬を使用していることが引き金で起こる糖尿病を指します。

「妊娠糖尿病」

主に高齢妊娠(35歳以上での妊娠)が原因で起こるのが妊娠糖尿病です。妊娠中はお腹の赤ちゃんへ多くのエネルギーを送るため、お母さんの血糖値が低くならないよう、インスリンの働きを抑える作用があるホルモンが胎盤から分泌されています。その影響で妊婦さんは通常よりも血糖値が上がりやすい体質になります。

糖尿病は早期発見で進行を遅らせる事ができる病気です。貴方のQOL(生活の質)の確保のためにも気になる症状がある方は当院をご受診ください。 ※インスリン導入が必要な患者様、合併症への対応が必要な患者様は専門医療機関に紹介させていただきます。

糖尿病の原因

私たちは普段、食物から栄養を摂っています。その中で、「糖質」という栄養素が主なエネルギー源になります。糖質は消化作用により分解されてブドウ糖となり、血液中に取り込まれます。ブドウ糖が血液中に溶け込んでいるものを血糖と呼び、その濃度のことを血糖値といいます。
血糖はすい臓から出るインスリンというホルモンにより、全身の臓器へ取り込まれます。インスリンは血液中のブドウ糖濃度が高くなると分泌されて全身の臓器のエネルギーを必要としているところへ運んでくれます。これにより血糖値は下がり、全身の臓器ではブドウ糖をエネルギーとしたり万が一の状態に備えて体内に蓄えられたりします。
しかし、インスリンの分泌量が少なくなったり、あるいは何らかの理由で効きが悪くなったりすると、血糖が全身の臓器へうまく取り込めなくなってしまいます。そうすると血糖値は高いままとなります。この状態が続くのが糖尿病です。

糖尿病の合併症

血糖は生きていく上で非常に大切なものですが、たくさんあると良いというものではありません。血糖値がずっと高いままで放置されると、血管に負担を欠けることになり、その結果血管が傷つき、動脈硬化を引き起こします。細い血管の動脈硬化は失明や腎不全を、太い血管の動脈硬化は心臓病や足の壊疽(腐ること)といったより重い病気を引き起こします。このように糖尿病の方が、糖尿病が原因で他の病気を患ったものを「糖尿病合併症」といいます。
糖尿病合併症は非常に怖く、ある程度のところまで進行すると元の健康な状態に戻すことが非常に難しくなります。しかし、早い段階から糖尿病の治療をきちんと行い、血糖値が良好な状態をしっかり維持できさえすれば、糖尿病合併症の進行は抑えることができます。それゆえ早い段階での治療開始が非常に大事になります。

糖尿病の三大合併症

糖尿病の三大合併症は「糖尿病性網膜症」・「糖尿病性神経障害」・「糖尿病性腎症」です。これらは糖尿病に特有、すなわち糖尿病だけで起こる障害です。これらは主に、高血糖によって、細い血管が損なわれる結果発症します。

糖尿病性網膜症

糖尿病網膜症とは、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気です。網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしています。初期段階では症状がみられませんが、目の中の血管を見ると小さな出血など異常が表れています。末期になると、視力低下や飛蚊症が起こり、さらには失明に至る場合もあります。

糖尿病性神経障害

神経は、末端の方ほど栄養や血液が届きにくくなるので、足の先や手などに神経障害が起こります。しびれや痛みなどの感覚神経の障害は、下記のような症状で気付きます。

  1. 足の先がしびれたような不快な感じ(たいてい左右の両足に起こる)
  2. 足が冷える。または反対に熱くなり、寝るときに布団から足を出して寝る
  3. 手や足の感覚が鈍る。ただし、鈍っていることに自分では気付かないことが多い
  4. 足の裏に紙が貼りついているような感じや、皮膚に虫が這っているような感じがする
  5. 神経痛が起こる(坐骨神経痛、腕や手の神経痛、肋間神経痛など)

これらは比較的初期に現れますが、この段階で適切に治療することが大切です。症状の程度が軽いからといって放置していたり、市販薬に頼って自己療法を続けていると、そのうち病気が悪化すると筋肉の萎縮や筋力低下、立ちくらみ、胃腸の不調、発汗、ED(勃起不全)などの神経障害による症状が現れ、後戻りできなくなってしまいます。特に怖いのは、痛みなどに気付ききくい感覚の鈍麻(どんま)です。これによりケガやヤケドに気付かずに、潰瘍から壊疽を起こして足の切断に至るケースや、無痛性心筋梗塞を起こすこともあります。

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症は、根本的な原因は判明しておりませんが、血糖値の高い状態が長期間続くことで、全身の動脈硬化が進行し始め、毛細血管の塊である腎臓の糸球体でも細かな血管が壊れ、網の目が破れたり詰まったりして老廃物をろ過することができなくなることが原因とされております。糖尿病性腎症の場合、急に尿が出なくなるのではなく、段階を経て病気が進行します。このため、できるだけ早期に発見し、適切な治療をすることが重要です。

糖尿病の治療

現代の医学ではまだ糖尿病を完治させることはできませんが、血糖値を正常に保つことで糖尿病の進行を抑制することはできます。血糖値を正常にコントロールすることができれば、動脈硬化のリスクが抑制できますし、合併症を防いで健康な状態を維持することが可能です。
糖尿病の治療としては主に3つ挙げられます。

  • 食事療法
  • 運動療法
  • 薬物療法(内服薬・インスリン注射など)

特に重要なのは、食事療法と運動療法です。医師の指導のもとで、適切な食事内容や運動をしっかり行うだけで正常な血糖値にコントロールできるケースもあります。かなり進行している場合や、食事や運動だけでは血糖値が十分に下がらない場合には薬物療法やインスリン療法を併用して正常な血糖値をキープしていきます。

上記の内容にご質問がある方、健康診断で糖尿病の可能性があると指摘を受けた方、あるいは糖尿病だとわかっているが治療をためらってらっしゃる方は、一度当院をご受診ください。電話にて予約を受け付けております。