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睡眠時無呼吸症候群(SAS) CPAP治療 杉並すだクリニック

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:略してSAS)ってご存じですか?

睡眠中に10秒以上呼吸が停止を繰り返したり、または通常の呼吸の大きさの10%以下に低下し、睡眠の質を下げてしまう病気です。その影響で日中に強い眠気が出現したり、様々な合併症を引き起こす可能性があります。

寝ている間

  • いびきをかく
  • いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかき始める
  • 呼吸が止まる
  • 呼吸が乱れる、息苦しさを感じる
  • むせる
  • 何度も目が覚める(お手洗いに起きる)
  • 寝汗をかく

起きたとき

  • 口が渇いている
  • 頭が痛い、ズキズキする
  • 熟睡感がない
  • すっきり起きられない
  • 身体が重いと感じる

起きているとき

  • 強い眠気がある
  • だるさ、倦怠感がある
  • 集中力が続かない
  • いつも疲労感がある

生活習慣

  • タバコがやめられない
  • お酒が好きで、寝る前のお酒が習慣化
  • 太り気味。暴飲暴食してしまうことがある
  • 高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往がある

見た目の特徴

  • 首が短い
  • 首が太い、まわりに脂肪がついている
  • 下顎が小さい、小顔
  • 下顎が後方に引っ込んでいる
  • 歯並びが悪い
  • 舌や舌の付け根が大きい

などがある場合は、太っていなくても、痩せていても、かかる病気です。

 

治療法としては、さまざまあります。CPAP睡眠時無呼吸症候群の治療器を使用する場合は、寝ているときに鼻にマスクを装着し、空気を送り込んで、気道を押し広げてのどの塞がりを防ぎ、睡眠時無呼吸を予防します。

 


今回は主な合併症の一つ:高血圧についてです。

実は高血圧と睡眠時無呼吸症候群(SAS)には深い関わりがあるのです。

高血圧患者と睡眠時無呼吸症候群(SAS)をはじめとする睡眠呼吸障害しているを合併している方が多く見られると言われています。

高血圧と睡眠時無呼吸症候群(SAS)をつなぐカギは「交感神経」

・「交感神経」とは主に日中優位に働き、血圧をあげ、運動したり興奮したりしたときに働く、人間を活動的にする神経です。

・「副交感神経」とは主に夜眠っている間に身体を休めるために働き、血圧を下げます。交感神経とは反対の役目をします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の場合は睡眠中にたびたび呼吸が止まってしまうので、そのたびに呼吸を再開させるため、交感神経が働きます。このことが夜間の血圧だけでなく、日中の血圧も上昇。高血圧の悪化へ。

通常、健康な人では夜間の睡眠中は昼間に比べて血圧が低くなるのですが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんでは夜になっても血圧が下がらなかったり、逆に昼間より高くなることがあり脳卒中などの脳血管疾患や心筋梗塞などの心血管疾患の発症リスクが高まる恐れがあり要注意です。

 

睡眠時に無呼吸となっているかも?っとご心配な方はお気軽に当院へご受診ください。

下記クリックしてご参照ください。

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生活習慣病と睡眠時無呼吸の深~い関係を知ろう! 高血圧編


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